みなさんは、子どもの歯科受診デビューについて考えたことはありませんか?

予防が大事っていうけれど、いつから歯医者さんに行ったらいいのかな?

まだ虫歯って指摘されたことないのよね
生まれたての赤ちゃんのお口の中は、実は虫歯菌がいません。
大人が赤ちゃんにキスをしたり、大人が使ったお箸で食べ物を与えたりすることで赤ちゃんに虫歯菌がうつります。
そうはいっても、日常生活の中で徹底することはやはり難しく、1歳6か月児健診や3歳児健診で虫歯が見つかることがあります。
1歳6か月児健診では虫歯のあったお子さんは約2%だったのが、3歳児健診では約20%に増えているという結果が出ています。
わずか1歳半~3歳までの間に、虫歯がある子が10倍に増えていることがわかります。
虫歯が見つかってからよりは、その前に取り組めることがあればと主人と話し合い、予防的に歯科受診を検討したことが今回歯医者デビューをするに至った背景です。
そして先日、1歳8か月の息子が歯医者デビューをしました。
わが子は、1歳6か月児健診で行われる歯科健診では、特に虫歯の指摘はありませんでした。しかし、コロナ禍でフッ素塗布がなかったので今回の歯科受診で口腔内チェックと併せてお願いすることにしました。
事前にインターネットで小児歯科対応かどうかまでは調べられたのですが、対象年齢までは分からず、歯科に直接電話をしました。
結果、1歳8か月の子どもでも受診可能と確認できたので、さっそく予約しました!
予約した歯医者は、よく買い物で訪れる商業施設内のところにしました。
土日も開業しており、主人と3人で行くことができました。
初めての歯科受診
問診表を記入し、いざ診察台へ!
優しそうな30代ぐらいの女性の先生でした。
先生の膝の上に、子どもを仰向けにして頭を乗せ、口腔内チェックをしました。チェック時は、助手さんもサポートしてくれました。
その段階で、息子は大泣き!横から「大丈夫だよー!」「もうちょっとだから、一緒に頑張ろう!」と、手を握りながら声掛けをしました。
朝食後ということもあり、磨き残しがあったのでブラッシングとフッ素塗布をしてもらいました。
念入りに口腔内をチェックしていただき、改めて虫歯はないと言っていただきました。
最後に、日ごろの口腔ケア方法と、予防歯科の通院頻度について確認しました。
口腔ケア方法
まだうがいができないので、うがい不要の歯磨き粉使用についての話がありました。
また、フッ素の含有量は商品によって大きく異なるとのことで、どのような順番で口腔ケア商品を使用したらよいかなど詳しく説明がありました。
今回私たちが勧められたのは、
ライオン デント チェックアップ ジェル 60g (歯科用・医薬部外品) バナナ味
です。
6歳未満の子どもに適したフッ素ジェルで、正しくは歯磨き粉ではありません。歯科では、うがいができるようになるまでは歯磨き粉かフッ素ジェルかどちらかの使用で問題ないと確認しました。
米粒大のジェルを歯ブラシに乗せ、そのまま口腔内をブラッシングします。
できれば、朝晩で実施するとよいとのことでした。
予防歯科の通院頻度
歯科では、上記で取り上げた家庭での口腔ケアで使うフッ素ジェルよりも、多い成分を使用しているフッ素塗布を行うとのことで、3か月に1度塗布すれば十分なのだそうです。
まとめると、
となります。
まとめ
2~3歳から、虫歯リスクは上昇します。
日頃からお子さんにあった口腔ケアを行うことで、虫歯予防につながるのです。
ぜひ、口腔内チェックと併せて口腔ケア方法を見つめなおすべく、歯科受診を検討してみてはいかがでしょうか。